SDGsへの取り組み 【インタビュー】一念発起、ママ起業家に。

【インタビュー】一念発起、ママ起業家に。地域の子供たちに英語の楽しさを伝えたい/HUB baby親子英語教室代表 矢谷香さん

蓮田市にて、親子で通える英語教室を主催している矢谷香さん。

学生時代にカナダへ留学し、ブリティッシュコロンビア大学を卒業されている。

この時の経験を活かし、「英語教室を通して、地域のママさんたちに子育ての仲間を増やす場所を作りたい」との思いから、HUB baby親子英語教室を立ち上げた。

今回は、起業を決意してから実際に始まった教室運営について、矢谷さんにインタビュー取材してきました。

現在2歳の男の子と0歳の女の子の子育て真っ只中の矢谷さん。

―――毎日子育てで忙しい時期だったと思うのですが、今年の7月に起業することになった経緯を教えてもらえますか?

矢谷さん:以前英会話教室に勤めていたので、「いつか自分で教室を開きたい」とずっと思っていました。起業したきっかけは、英語教室の場所として使用させていただいているHasuda Hubの代表 山田さんとの出会いでした。「英語教室を通して、地域のママさんたちに子育ての仲間を増やす場所を作りたい」という私の思いを、山田さんにお話ししたところ「ぜひやりましょう!」とおっしゃってくださり、Hasuda Hubを教室の場所として使わせていただくことがすぐに決定しました。

そして、HUB baby親子英語教室を開講することになるのですが、教室名の“HUB”は、Hasuda Hubからもらって名付けました。“HUB”は、活動の拠点・中心地という意味があるので、私の英語教室が子供同士・ママパパ同志がつながれる場所になればと思って名づけたんです。私自身も実感しているのですが、幼児期の子育てって孤独なんですよね。私は蓮田が地元ではないのですが、有難いことに引っ越してきてから、まわりの皆さんに助けてもらってばかりです。恩返しみたいな気持ちもあって、自分の教室が子育て仲間が増やせるような場所なったらいいな!と思って、起業を決意しました。

―――そうだったんですね。「地域のママパパ・お子さんたちのために」という思い、素敵です!でも、起業するのって大変そうに感じますよね。矢谷さんも、不安はありましたか?

矢谷さん:もちろんです!私も、最初は不安だらけでした。その時もHasuda Hubの山田さんに、いろいろと教えてもらって、助けてもらいました。山田さんは、ご自身も起業されていて、さらに蓮田市議会議員として、以前から起業家支援をされていた方だったんです。

それに、じつは蓮田市では、商工会主催の創業塾が開催されていたり、起業家に対する補助金制度があったりと、起業家に対する支援が充実していました!そういった蓮田市のバックアップがあったのも、起業を後押ししてくれましたね。

―――なるほど。良いご縁もあって、起業に前向きになれたんですね。

矢谷さん:そうですね。Hasuda Hubのスタッフの皆さんとは現在も良いお付き合いをさせていただいていて、困ったときにはいろいろと相談させていただいています。

―――起業して仕事を始めるときに、近くに相談できる人たちがいてくれるのは心強いですね。実際に親子英語教室を始めてみて、いかがですか?どんなことが、やりがいに感じますか?

矢谷さん:生徒であるお子さんたちの成長を間近で見られるのは、本当に嬉しいです!

「前回言えなかった英単語を発音してくれた!」「今日は、ハイタッチしてくれた!」

など、子供たちの成長には毎回驚かされます。それに、ママさんたちが楽しそうに英語を話してくれるのも嬉しいですね。「フォニックス習ってみたかったんです!」なんて言ってもらえると、「あぁ。やってて良かったなぁ!これからも頑張ろう!」と、とてもやりがいを感じますね。

―――そうなのですね。親子で英語を楽しく学べるのは、本当に良い機会ですね!矢谷さんご自身も、2歳と0歳のお子さんのお母さんでもあると思うのですが、起業して、仕事と家事や育児との両立というのは、大変ではないですか?

矢谷さん:大変といえば、大変ですね(笑)。でも、起業家だから大変!ということは、ないと思います。フルタイムでもパートでも、働くママさんにとって仕事と家事・育児の両立はみんなの課題だと思います。うまくやっていくためには、やはり家族の協力は欠かせないですよね。うちの主人は私の仕事について理解してくれていて、必要なときは助けてくれます。実家の両親も遠方に住んではいるのですが、私の仕事を応援してくれていて、時々サポートしにきてくれます。家族の協力には、本当に感謝しかないです!

―――仕事に理解のある家族のサポートは、ありがたいですね。矢谷さんのように起業してみたい!と考えている女性も、今は増えてきていると思います。これから起業を目指す女性に対して、なにかアドバイスがあれば、ぜひお願いします!

矢谷さん:そうですね。起業するのって、そんなに特別なことじゃないよ!と伝えたいです。やる気があれば、だれでも出来ると思います!ただ、起業をするときには、正しい情報を得て、正しいサポートを受けてほしいなと思います。あやしい情報に惑わされたり、騙されたりしないように気をつけてもらいたいですね。私もそうだったのですが、まずは県や市などの行政がやっているサポートを利用してみるのが良いかなと思います。調べてみると、行政でおこなっている起業家支援もいろいろありましたよ!

―――確かに、今はたくさんの情報があふれていますが、まずは行政のサポートを利用するのが一番安全そうですね!

今日は、お話しをうかがって、矢谷さんの地域のママパパや子供たちに対する熱い思いを感じました!今後のHUB baby親子英語教室のさらなる発展を、楽しみにしています。本日は、ありがとうございました。

【HUB baby親子英語教室】

住所:埼玉県蓮田市本町4-11 2階(Hasuda Hub内)

電話番号:090-6075-1131

SDGs取り組み項目 4 → https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/4-education/

SDGs取り組み項目 17 → https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/17-partnerships/